メキシコ料理で最も知られたものが「タコス」でしょう。
私も旅行前はメキシコ料理で知っているものと言えばこれしか思い浮かびませんでした。
トウモロコシの粉を練って薄焼きにした生地「トルティーヤ」の上に色々な具が載せてある料理です。
値段も安く手軽に食べられ、現地では軽食の位置づけらしいです。要はハンバーガーのようなファーストフードなのでしょう。
例えば、メキシコシティの東方面バスターミナル外にある店で買ったときは小さいタコス6個セットで20ペソでした。大きいサイズだったり具の種類が多いともっと高くなります。
タコスを注文するとライムが付いてきてライム汁を絞りかけて食べるようになっていました。日本でフライ料理のお皿にレモンが付くような感じです。
また、タコス屋や食堂のテーブルの上にはたいてい「サルサ」というメキシコの辛いソースも置いてあり、赤のサルサと緑のサルサの2種類置いている店が多かったです。小さいボウルに入っており、それをスプーンで好きなだけすくってタコスにかけますが、ボトル容器入りのサルサを置いてる店もありました。
具については、私が食べたタコスでは、ひき肉やみじん切りにしたチョリソを炒めてコリアンダーの葉を刻んだものをかけたシンプルなものが多かったです。
調理時に刻みタマネギも入れている場合もあったほか、テーブルの上に刻みタマネギかスライスしたタマネギが小さいボウルに入れて置いてあり、それをセルフサービスで載せられるスタイルの店もありました。
タコスは複数形で1個だと単数形の「taco(タコ)」ですが、注文するとたいていは2個以上出されるので複数形のタコスと呼ぶ機会が多いです。
旅先の町ではタコス専門店「タケーリア(Taqueria)」もありましたが、タコスだけでなくコッペパンに具を挟んだトルタス(Tortas)なども売っている店もよく見かけました。
タコスもそれなりに美味しいのですが、トルタスのほうが厚みがあるパンなので食べ応えがあり個人的にはこっちの方が好きでした。
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