2014年1月3日金曜日

鶏肉のスープ(Sopa de pollo)

メキシコシティで最初に入ったレストランで注文したのがタコスと鶏肉のスープ(Sopa de Pollo)でした。

ラーメンの丼のような大き目のボウルに骨付き鶏足肉とヒヨコマメ、底の方に少しの米が沈んでいるスープで、濃厚なダシが効いていて美味しかったです。これにもタコス同様ライムが付いてきてスープに絞りかけました。

籠に入った数枚のトルティーヤも出され、これを丸めて食べながらスープを飲むようにしましたが、他の客を見るとちぎった鶏肉をトルティーヤに挟んで食べている人もいました。

 
翌日、別の店でまた鶏肉のスープを注文したのですが、こちらでは骨付き肉ではなく小さくフレーク状の鶏肉でした。ムネ肉かささみ肉のような感じでしたが、骨が無いこちらの方が食べやすかったです。
ヒヨコマメと米が入っていてライムが付くのも同じでした。

料理自体は美味しかったのですが、このとき残念なことがありました。
鶏肉のスープのほかにタコス(Tacos de Pollo)も一緒に注文したのですが、運ばれてきたのはスープといくつかの小さいフランスパンでした。これで全部か?と尋ねると、店のおばさんはジェスチャーを交えながらパンを指してこれにスープの鶏肉を挟んで食べるようなことを言ってこれがタコスなんだよと示して戻っていきました。
その当時はこの店ではそういうスタイルなのかと思い込んでいましたが、会計のときはスープとは別にタコスの料金もしっかりとられていたので、おそらくおばさんに騙されたのだと思います。おばさんはこちらがスペイン語もタコスがどんなものかもよくわかっていないと思い、わざと出鱈目な説明をしてタコスの料金を浮かせたのでしょう。店を出たときも何か腑に落ちない気がしてましたが、後々よく考えてようやくはっきりと騙されたと気づきく始末でした。騙した方が悪いとはいえ、前日の店でも同じ組み合わせの注文をしたにもかかわらず簡単に騙された自分が情けなくなりました。
今となっては海外旅行での失敗体験の一つですが。

この経験から、食堂で鶏肉のスープを頼めばトルティーヤかパンが付いてきて、主食とメインディッシュ、飲み物(スープ)を兼ねるので、食事にはそれだけで十分だとわかりました。もし物足りなければ後からタコスなどを追加で注文するというやり方にしていれば、今回のように騙されることはなかったでしょう。



 

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